防衛軍討伐において、高速周回でもっとも重要となるのがこの｢強化ガジェット零式｣ 通称ガジェ。
この取り扱いについて、使用職のどうぐつかいの視点だけではなく、誰もが理解しておく必要があるので解説してみます。
効果時間 25秒
見た目で判断が可能です。敷設モーション中に手を振り上げますが、このとき手が赤く光った時点でガジェットが敷設された判定が開始。実際に陣が敷かれるのは、およそこの５秒後なので、陣の表示は20秒となります。これを知っているかいないかで１ターン分の行動内容が変わってしまうことになるので注意。具体的にいえば、通常攻撃(ペチ)のほうがダメージを稼げるのにタイガーをしてしまう、といった具合。
効果
かいしん率上昇10％
与ダメージ＋100％
体感でのかいしん率上昇はもっとあるように感じますが、おそらく｢かいしんまいしんラップ｣と重複させるのが基本のため。与ダメージ増については２倍ではない点に注意。ただ乗算係数攻撃のため、フォースブレイクとの相性が半端なく良いです。逆を言えばガジェットとフォースブレイクは必ず同時に使いたいと言うことになりますね。
これを踏まえて討伐職で注意しなければならないことは。
まものつかい
ガジェットとＦＢと耐性ダウンに災禍の陣かレボルスライサーによる与ダメージ増が重なっているときは「通常攻撃」いわゆるＡペチで攻撃することが必須。このときにタイガークローを連打しているようでは高速周回は不可能です。
よく「まものつかいなら行けます、できます」という方がいますが、これを理解していないのであればそれはもうイケてないし、できてない、と募集主に判断されます。辛辣ですがこれは現実です。募集主をやればわかります。
ただし、当ブログはそれ自体を否定や非難するのではなく、正しく理解してほしいというのが主旨ですので、ここで「私には無理かも」とはおもわないように！ 正しく理解して行動すれば、これほど爽快感とやってやった感のある職業もないのですから。
詳しい説明は省き、ここでは簡単に覚える方法を。ガジェット中にタイガークローで与えたダメージが1999×３回なら、次の攻撃は「通常攻撃」に切り替えましょう。切り替えてかいしんがでたときに片方のダメージが4000以上ならそのまま通常攻撃を継続。3000以下であればタイガークローに戻してかまいません。
これは「与ダメージ上限」というシステム制約の問題です。ドラゴンクエスト１０では「常時つかえるとくぎによるこうげき」は魔法、タロットをのぞくと一撃あたり1999が上限値という制約があります。３回攻撃となるタイガークローでは1999×３＝約6000が最高ということになります。そしてこれとは別に「通常攻撃とチャージタイムの設定されているとくぎによるこうげき」は9999が上限値となっています。ツメの通常こうげきは２回なので9999×２＝約20000、ライガークラッシュだと9999×５＝約50000のダメージを与えることができます。
いろいろな特技や効果のインフレにより、この上限値を出すことが比較的簡単になってしまっており、これを活用したのが高速周回ということになります。この理屈は他職のこうげきにも適用されます。ヤリならガジェ中はできるだけ「さみだれづき」をすることで、片手剣なら不死鳥天舞で、可能性として9999×４というダメージを与えられるかもしれません（現実ではこうげき力の問題等でそこまでいきませんが）
他にもガジェ中はヤリなら狼牙突きより通常攻撃のほうがダメージ期待値は高かったり、片手剣ははやぶさの剣・改での通常攻撃がよかったりもします。ガジェ＋各種効果もりもり中に狼牙突きを連打しているのを見るとちょっと残念です。
どうぐつかい
こうげき面についてはまものつかいで触れた通り。ここではガジェットを使うタイミングについて触れてみます。
よく見かけるのがチャージしたら即宣言して発動する方。お約束のようにボスが移動中で陣がずれてほとんど効果がないというシーン。ひっさつの使用可能時間はコマンド表示されてから90秒間もあります。このあいだ、少なくとも１～２度は敵のエンド攻撃が発動するわけで、エンド攻撃が発動すればターンための行動停止時間が必ず発生します。最低でもここで発動させることは意識しましょう。できればダメージダウンや金縛りの札、各種スタン技が決まったときがいいですね。先述したとおり、フォースブレイクと複合させることも大事です。フォースブレイクの効果時間は30秒、ガジェットは25秒ですから、5秒ずれても大丈夫。そしてこれを意識するだけでも効果絶大だということです。
なお、ガジェット中にドリンクで回復しないといけない場合、多くはどうぐつかいが担当となるので注意。これは他職より与ダメージを稼げないというのが大きな理由です。
どうぐつかいの上手さはガジェットの使い方にあり！
魔法戦士
ガジェットに配慮するのは２点
フォースブレイクとガジェットは極力重ねたい
ガジェット発動中に不死鳥天舞→超はやぶさ斬り→通常攻撃と攻撃したい
２回目以降のフォースブレイクは原則としてライガークラッシュのチャージタイム(通常65秒 短縮時55秒)にあわせるのですが、どうぐつかいがガジェットのチャージを宣言したらそちらにあわせるほうが優先となります。といっても実際にあわせるべきはどうぐつかいなのですが、なるべくボスが停止する直前ぐらいにフォースブレイクを入れたいところ、です。
踊り子
これはもう絶対といっていいぐらい、ガジェットにあわせて「かいしんまいしんラップ」を重ねることです。あわせてルカニ錬金装備とせいおうのナイフと扇の両手持ちによる３回攻撃で大ダメージを期待しましょう。
少しでもご理解いただけたら、うれしいなあ。
