隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

トリセツ モーションと硬直

ご要望がありましたので、少々ご説明をさせていただきます。
(どこからきた要望だろう)


まず言葉の意味です。


モーション 動作、演出を含む「キャラクターの動き」のこと
 タイガークローのシューシャオシャオ、という動きなど


硬直 動き、行動を完了してから次の行動が可能になるまでの時間
 コマンド入力が可能になることではありません


コマンド決定から再度コマンドを入力できるようになる時間は
 基本待機時間 7秒(ゲーム内ではコマンド間隔とか行動間隔などと表現されます)
となっています。ここに装備の効果やステータスのすばやさ、ピオラ系統の呪文やとくぎで短縮がかかることにより待機時間を短縮することができるのですが…。


高速周回のまものつかいは実際にどれぐらいの行動間隔になっているか、計算してみましょう。
まずは短縮効果のあるものを抽出。
 1 まものつかい140スキル -1秒
 2 トライバルセット効果 -0.5秒
 3 クロックチャージによるピオラ2段階 約-1秒
 4 すばやさによる効果 -1秒付近(のはず)

この4種類を基本待機時間の7秒から引いていくわけです。
すばやさは人により数値が異なるので、レベル108まものつかいでざっくり計算すると、実際の待機時間は長くても
 3.3秒以下
となります。



この待機時間を有効に使うのであれば、モーション硬直を合計した時間が3.3秒以下になればいいわけだとわかります。


続けてこの「モーション+硬直時間」にコマンド表示時間まで足したものを主力行動でどれぐらいなのか見て見ましょう。

 通常攻撃       2.1秒
 ライガークラッシュ  5.73秒
 タイガークロー    3.2秒

ここで結論を出してはダメです。これはあくまでシステム処理に必須でかかる時間。次の攻撃が決定するまでにあと二つ足さなければならないものがあります。

 コマンド入力をする時間
 行動開始位置までの移動時間

後者は密着している状態でも0.2秒弱必要です。そして前者においては個人差が著しいものですが、科学的には一部の特殊な能力を持っている方以外は、脳が判断して行動指令を出して動けるまで最低でも0.2秒はかかるのが人間です。従って、各々に「0.4秒」をプラスしたものが最短の行動間隔と考えればよいのではないでしょうか。


ということで私の考えでは

 通常攻撃       2.5秒ぐらい
 ライガークラッシュ  6.1秒ぐらい
 タイガークロー    3.6秒ぐらい

となります。コマンド入力が早い人の場合、通常攻撃とタイガークローは無駄な時間なしで連打できるという結論です。


だからどうしたの?とおもわれるでしょう。
簡潔に言えば、ライガーのときに死神のピアスでターン消費しないが発動しても効果はない、ということです。
タイガーで微妙なライン、通常攻撃なら恩恵大、ということですね。


ガジェ中の通常攻撃(ペチ)が重要な防衛軍高速討伐で死神のピアスがおすすめになるのはこれが理由です。
逆を言えば通常攻撃で3.4秒以上かかる職があるならば「ダークグラスのこうげき合成埋め」のほうに軍配があがりるということになりますが、そんな職はあったかな?


本記事がご要望の主旨にお応えできてるといいのですが。