高速周回をするにあたり是非とも知っておきたい制約について、またそれを踏まえた取り扱いについて解説してみましょう。
必殺技とチャンスとくぎは「似て非なるモノ」です。何がどう違うのでしょうか。
入力可能時間
コマンド覧に表示されている時間のことです。
ひっさつ 90秒
チャンス 45秒
チャージ条件
チャージとは、コマンドが使用可能になる状態のことを指します。両スキルがチャージする抽選条件は
ひっさつ
1 移動を除く、行動時
2 ダメージを受けたとき
3 移動を除く、行動時(装備、宝珠による追加判定)
4 特殊なとくぎ使用時(ゴールドシャワーのみ?)
5 装備、アクセサリーによる戦闘開始時
6 「おうえん」による判定
チャンス
1 移動を除く、行動時
2 ダメージを受けたとき
3 敵を倒したとき
4 かいしんの一撃を出したとき
5 みかわし、武器・盾ガードをしたとき
6 味方がチャンスをチャージしたとき(連鎖)
7 味方がアイテムを使用し、その影響を受けたとき
なお、現時点(2019/01/27時点)で「ヴァンガードセット」を装備しているとき、チャージ率が1%上昇する。
この中で高速周回をするために理解しておきたいことが2つあります。
一つ目はダメージを受けたときの「ひっさつ判定」
この抽選は受けたダメージにより抽選確率が変わるのがポイントです。
受けたダメージの割合が最大HPに対してどれぐらいであったかにより、大きく確率がかわるといわれています。概ね最大HPの80%以上のダメージを受けた場合、90%の確率でひっさつチャージされます。これを逆手にとった戦法が「どうぐつかいの特攻」になるわけですね。鉄機をのぞく、ほぼすべての軍団でこの戦法をとるのが当たり前になっています。
そのため、どうぐつかいは軍団別に装備やHPで事前調整をする必要があります。具体的には軍団別の討伐編で詳細を書く予定ですが、以下の通り。
獣牙 盾をもたない
鉄機 盾をもたない
造魔 最大HPを下げる
屍獄 盾をもたない
凶蟲 盾をもたない
二つ目は、味方がアイテムを使用し、その影響をうけたときの「チャンス判定」
この抽選はそのアイテムの効果があったかなかったかは関係がないのです。ということは生きている状態に「復活ドリンク」を使用しても効果があるということになります。これを利用して、ボスに突撃する前、手のあく時間のある職業の人がチャンスチャージを期待してアイテムをその効果があるなしに関わらず使う、といった戦術になるわけです。ボスに向かっている移動中の橋の上や、集合地点に先行して手が空いてる人が使っているのはこれが理由なんですね。ただし、理由は明確ではありませんが魔力ドリンクではこの効果が発揮されませんので注意を。
リチャージ条件
リチャージとは、一度使用した後に再度使用可能(チャージ)になることです。どちらも一度使用すると基本的に5分間リチャージしないという制約があるのですが、ひっさつには例外があるためそちらを記載。
ひっさつ
1 装備による判定
2 宝珠による判定
これらは通常とは別枠の追加判定となっており、この追加判定には5分間の制約がかかっていないためです。ひっさつを使った直後にひっさつをチャージするのはこれが理由となっています。
ひっさつ・チャンス共通で、5分間リチャージしない制約は、以下の条件で解除されます。
1 使用から5分間経過したとき
2 死亡(HP0)になったとき
3 ログアウトしたとき
少しややこしいでしょうか。気を付けたいのは高速周回をしていて「この回はどうやってもボスを倒す前に結界が壊れるな」というシーンでひっさつやチャンスとくぎを使える状態になったときです。何も考えずにそのまま使用し、結界が破られて、再度討伐にむかうとモロに5分制約にひっかかってしまい、次の戦闘で被ダメージによるひっさつ誘発をしようとしても全くチャージできない、ということにつながるため。誰かが「おんぞん」「温存で」と言ったら、素直に使うのはやめておきましょうね。