隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

どうぐつかいの戦い方

【戦い方については一部、辛辣な表現をする場合がありますが、大きな勘違い、意識改革を目的とした表現のためで、特定の個人を非難しているものではないことをご了承ください】


二言目には「どうぐつかいは難しい、難しそう」という言葉を耳にします。それに対して「別に特別難しくないよ」というと、決まって返ってくるのが「隻眼元帥さんはガチだから」「変態と一般人とは違うから」というもの。私、別にガチじゃないですけどね(苦笑) 変態ではありますが、多分ド変態であって、ゲームの腕前はとてもじゃないですが、そこらのゲーマーにすら到底かないません。


ではなぜ「難しい」というイメージが定着しているのか。大きく三つが理由でしょう。

 1 そもそも、どうぐつかいでの戦闘になれていない
 2 武器(装備)を持ち替えて戦うという概念に対応できていない
 3 自分で考えて行動できない臨機応変に対応できない

1と2は経験を積めば誰でも一定レベルまで対応できます。ここでいう一定レベルは高速討伐周回もダークキングⅣもスコルパイドⅢも含みます。いや、スコルパイドⅢは3もちょっと必要かも。


で、できない、やれないという方は大体が3なんです。ハッキリ言ってしまえば、そういう方は防衛軍で高速周回をする職業全てが「やれない、できない」です。まものつかいが簡単だなんておもっている人は勘違いも甚だしい。すべての職業が重要です。あえて操作や判断力、準備に役割を総合的に考えたときの難易度に差をつけるなら、どうぐつかいは難しいほうだ、というだけ。


前置きが長くなりました。言いたいことは
「どうぐつかいは重要だが知ってしまえば特別に難しいことはない」

エロい人にはわからんのですよ、これが(笑)



ということで本題である戦い方について解説していきましょう。当然、高速討伐周回向けとなります。


装備と持ち替え準備
AとBにヤリとブーメラン(+敵により盾をもったりもたなかったり)をセットします。
顔アクセサリーには悪霊の仮面。これは戦闘開始後、かいとうの仮面に装備しなおします。


武器の持ち替えは「持ち替えボタン」で一発でAとBを切り替えられるので非常に簡単ですね。顔アクセサリーは「そうび」から変更しなければなりませんが、ボス突入前に確実につけかえる余裕がある時間があるのでそこで実施すればいいだけです。ガチですとここに轟雷のヤリという面倒なものが入りますが、私はやってませんのでご安心を。どちらもターンは消費しませんので、あせる必要もありません。ほら、そんなに難しくないですよね。


役割
どうぐつかいに求められるのは
 ジゴスパークで雷耐性ダウンを継続させること
 デュアルブレイカーでの特攻
 レボルスライサーを適正に使うこと(成功の可否はあまり問題ではない)
 ガジェを適切に使うこと
 磁界シールドを適切に使うこと

これだけです。もちろんさみだれづきやフローズンバードなどでダメージを稼げればなおいいですが、高速周回のダメージソースはあくまで「まものつかい」のお仕事です。時短を狙うのでない限り、極端に言えば上記以外の行動をしなくても高速周回は可能です。ほら、また難易度が下がりましたね?


では上記5つについて、さらに細かく見ていきましょう。


ジゴスパーク雷耐性ダウンを維持させ続ける
高速周回では基本的にすべての軍団で戦神のベルトに必須なのが「〇〇装備時攻撃ダメージ+〇〇%」です。特にまものつかいはこれを持っていないなら参加権利がないと言ってぐらい。むしろどうぐつかいは戦神より輝石の「きようさ」のほうが求められるのでハードルは低いでしょう。


魔法戦士がストームフォース(効果時間2分)を維持することで常時雷属性攻撃状態になっているわけですから、雷耐性ダウンを維持することでさらなるダメージ増になるわけです。ジゴスパークによる属性ダウンをどうぐつかい二人で維持する方法は以下の通り。


一人目がジゴスパークを入れる時間を起点として記載してみます。なおチャージタイムはクロックチャージを受けている前提の時間として考えます。

ジゴスパークのチャージタイム 50秒(短縮時)
0000 どうつぐかいAがジゴスパーク(属性ダウン効果時間30秒)
0020 どうぐつかいBがヤリに持ち替え
0025 どうぐつかいBがジゴスパーク(属性ダウン効果更新)
0050 どうぐつかいAが再チャージ&ヤリに
0055 どうぐつかいAがジゴスパーク(属性ダウン効果更新)
0115 どうぐつかいBが再チャージ&ヤリに
0120 どうぐつかいBがジゴスパーク(属性ダウン効果更新)
これの繰り返しをするだけです。時間がギリギリを書いていますが、効果時間30秒と再チャージ50秒を考慮すると10秒ほど余裕があるので、少々早めでも問題はありません、遅いのは致命的なので、これを忘れて攻撃しているどうぐつかいはアカンですけど。


ちなみにこれ、最も重要です。ガジェ優先より重要。この合間に他の行動をするんだと理解してください。


デュアルブレイカーでの特攻
ボスとの戦闘開始合図は必ずこれですが、意味が二つあります。一つ目は悪い効果にかかりやすくすることにより、鉄甲斬のルカニやフォースブレイクを大成功で入れることが目的。二つ目はボスの初撃をどうぐつかいがあえて被弾することでひっさつを使えるように極力したいため、です。ですので、ブーメラン役が特攻すると同時に同じライン上をヤリ役もついていき、二人でわざと被弾するのが基本テクニックとなります。意味を理解すればやることも動き方もわかりますね!


レボルスライサーを適正に使う
二つのポイントがあります。一つ目は他の有効な技と重ねること。特にダメージを稼げるフォースブレイク(効果30秒)には絶対にあわせたい(一部例外もありますが別記事で)です。レボルスライサーによるダメージ増効果は20秒ですので、フォースブレイクの効果が切れていたら、再度効果が入るまであわてずに待つのが基本です。以下、使用例。

こちらもクロックチャージで短縮10秒が入っている前提。
0000 魔法戦士がフォースブレイク
0005 どうぐつかいAがレボルスライサー(失敗)
0010 どうぐつかいBがレボルスライサー
0050 フォースブレイク再チャージ
0055 魔法戦士が2回目のフォースブレイク
0125 フォースブレイク効果が切れる
0135 どうぐつかいAが再チャージ
0145 フォースブレイク再チャージ
0155 魔法戦士が3回目のフォースブレイク
0200 どうぐつかいAがレボルスライサー
このように2回目のフォースブレイクとレボルスライサーのタイミングがチャージタイムの問題でずれます。なにも考えずに再チャージしたら即使ってしまうと、稼げるはずのダメージが稼げなくなってしまうんですね。とくに獣牙軍団では重要です。また魔法戦士が50秒の再チャージ後に、即フォースブレイクを使わず5秒遅らせているのはライガークラッシュのチャージタイム55秒を考慮している前提のため。詳しくは魔法戦士編で解説。


なお、ガジェ中にレボルスライサーを使う場合、必ず陣の上で使いましょう。成功率がかなりあがります。


ガジェを適切に使う
これも注意するのは大きくふたつ。ボスと戦い始めるとき、どちらかだけが使える状態なら問題ありませんが、二人とも使える状態の場合、ヤリ役が優先的に使うこと。戦闘中に使える状態になったら、フォースブレイクにできるかぎりあわせること。


ヤリ役が優先になる理由は、ボスとの開戦時にブメ役が使うとくぎの硬直が長いことが大きな理由です。デュアルブレイカーを入れて(硬直やや長)、ガジェを発動させて(硬直長)、レボルスライサーを入れて(硬直普通)、フローズンバードを入れて(硬直長)ヤリに持ち替えて(硬直長)、ジゴスパークを入れるとなると、ヤリ役のジゴスパークが早かった場合、雷ダウンの更新が間に合わなくなる場合があります。このときガジェ中なのでまものつかいがライガークラッシュを使ってしまうと9999×5が出なくなってしまいます。なのでヤリ役優先で安全にいきましょう。


磁界シールドを適切に使う
特に獣牙屍獄凶蟲で重要です。獣と蟲ではエンド攻撃をされるであろう場所に設置しておくことで、凶悪なエンド攻撃を軽減することができます。そして屍では必須級。デゾスとの開戦時、堅守の書磁界シールドを組み合わせることで被ダメージを0にし、7人で壁をすることでデゾスの前進を抑えることができるから。被ダメージ0な状態ですから、エンド攻撃がきても怖くありません。堅守の書の効果時間は60秒ですが、磁界シールドの効果は30秒なので、どうぐつかい二人が上手に時間差で設置することにより、被ダメージ0の時間を極力キープするのが大事です。以下はイメージ。

0000 どうぐつかいAが磁界シールド
0005 堅守の書を使用 ~0065まで効果
0020 どうぐつかいBが磁界シールド発動
0040 どうぐつかいAが磁界シールド発動
これで堅守の書の効果時間全てをカバーできるわけです。チャージタイムとくぎではないので簡単です。



いかがでしょうか。「やっぱり難しいじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、その評価は「まものつかい編」を見てからにしていただきたいなあ、とおもっています。あは♪