隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

トリセツ フォースブレイクとライガークラッシュ

高速討伐をするにあたり、関連性の高いふたつの特技について解説していきます。


フォースブレイク
通称「FB」(Force Break)


Forceとは一般的に「力」「何らかの力」(自然の力、武力など)という意味の単語です。ドラクエでは「属性による力」と理解するのがしっくりくるでしょう。
Star Warsの字幕版を見たことのある方はご存知かと思いますが「理力」ってすごい日本語訳ですよね。最近のエピソードではそのままフォースとして訳していないようですが。


はい、いつも通り脱線しました。


効果としては表記の通り、属性に対抗する力を壊すとくぎ、となります。
効果には2種類があり
 属性耐性大ダウン 100%
 属性耐性小ダウン 50%
となっています。防衛軍では「デュアルブレイカー」を入れてから「フォースブレイク」となるので、基本的には大ダウンとなります。


属性耐性を100%ダウンさせる、ということは属性攻撃(なんらかのフォースがかかっている状態、属性が付与されている攻撃など)をしたときに、与ダメージ計算に+100%倍されることになります。わかりやすく言えば、2倍(厳密には違う)になる、でいいでしょう。


これに「ジゴスパーク」や「グランドクロス」などで「雷耐性ダウン50%」がプラスされると、同系統処理となり+150%、つまり2.5倍になります。


そして大事なのがチャージタイムと効果時間。
 チャージタイムは通常時 60秒
 効果時間        30秒
となっています。1分おきに使用でき、30秒間効果が持続するわけです。「クロックチャージ」などでチャージタイム短縮効果がかかっていると、チャージタイムは50秒(45秒)になります。


つまり前回使用後、50秒経過すると再度使用でき、その効果が切れている時間は20秒である、となるわけです。
ココはあとで出てきますので覚えておいてください。


続けて


ライガークラッシュ
通称「ぶっ壊れとくぎ」


ちなみにライガー(Liger)とは
 オスのライオン(Lion) + メスのトラ(Tiger
を交配してできた人工生物のこと。オスとメスが逆になるとタイゴン(Tigon)となります。
なんで「g」だけどっちにも使うんだろう?


ツメ最強のとくぎをイメージしてつけられたのでしょうね。ちなみに山d・・いや、某獣神プロレスラーの名前に「サンダー」(雷)が入っており、防衛軍で討伐で一般的に使用されるフォースとかぶっているのは偶然か、運営が狙ったのか。


また脱せ・・いや、これ豆なw


チャージタイムと効果は以下の通り。
 チャージタイムは通常時 65秒
 効果 通常ダメージの2.5倍ダメージを5回与える
となります。宝珠の効果も考えるともうね、狂ってるダメージですよ。チャージタイムをクロックチャージで10秒短縮できるのは同じです。なおチャージタイムの短縮は重複せず、そのとき最大短縮できる効果が反映します。といっても10秒か「占い師」の「オーラ皇帝」による15秒短縮しか現時点ではありません。


そしてこの二つのとくぎの関係性を見て見ます。
まずはチャージタイムから。


同時に使用したと仮定すると、次に使えるようになるまでの時間推移は、クロックチャージ前提だと「FB50秒」「ライガー55秒」になるわけですから以下の通り。
 0000 FB&ライガー
 0050 FB
 0055 ライガー
 0140 FB
 0150 ライガー
 0230 FB
 0245 ライガー

 0500 FB
 0530 ライガー

ここでFBの効果30秒が切れるときにライガー使用が可能になる、という効果が重複できなくなるシーンが発生します。


何が言いたいのか
 5分以上の戦闘時間が見込める場合は、効果重複できるよう調整が必要
ということです。


「FB」と「雷耐性ダウン」で2.5倍になると説明しました。
ライガークラッシュ」は属性枠とは別に、とくぎダメージ枠として2.5倍されます。


つまり与えるダメージxを計算で求めるとき
 効果重複あり x=(基礎与ダメージ)×2.5×2.5
 効果重複なし x=(基礎与ダメージ)×2.5
のどちらがいいのか、という話です。


重複しない使い方をしてしまうと、基礎ダメージが「1000」だとした場合に
 効果重複あり x=1000×2.5×2.5=6250
 効果重複なし x=1000×2.5=2500
となるわけです。5秒の違いが凄い差を生み出していますよね。


高速討伐ではこの値にさらに別グループとして乗算されるものがあるため、その差はさらに開いていきます。
ライガークラッシュに限らず、ガジェットや災禍・レボルなども「FB」にあわせた使い方をするのはそのため。


長時間戦闘では気を付けたいところです、特に長引きやすい屍獄凶蟲では魔法戦士が意識しておくようにしましょう。