隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

トリセツ こうげき、錬金と合成

バイキルトバイシオン)は基礎攻撃力にしか影響がないわけです。


まものつかいは攻撃力の高い人から誘われますよね。足切りライン、などという単語もでてくるぐらい攻撃力が重視されます。


どうしてバイキルトの効果がない錬金や合成でも攻撃力アップが望ましいのでしょうか。


すでにお察しのこととはおもいますが、その通りで「通常攻撃(ペチ)」で発生する「かいしんの一撃」の与ダメージを高めるために必要なわけです。


あ、いや、少し語弊がありますね。もちろんタイガークローのダメージアップも理由です。それはそれとして。


「かいしんの一撃」にはややこしい判定があり、おそらく計算には条件によって異なる複数の公式があると推測されています。ここでそれを分析したりはしませんが、基本的に使われる公式は以前にもご紹介したコチラ(通常攻撃とかいしん)の式が使われています。


かいしんの一撃による与ダメージ算出式
 (総こうげきりょく
 ×(与ダメージアップ効果)
 ×(属性ダメージアップ効果)
 ×(属性ダウン効果)
 ×(被ダメージアップ効果)
 =(最終の与ダメージ)
少し省いているものがありますが、誤差なので無視しています。


見ての通り、算出開始の元となるのは「錬金、合成効果を含むこうげきりょく」なわけです。


錬金、合成効果を含まない基礎攻撃力は現状でいまだに400を超えていません。
逆を言えば錬金、合成をしていない装備やアクセサリーだと、かいしん時のダメージ計算元数値が100以上少なくなるわけです。


現在可能なこうげきりょくアップの錬金、合成は、伝承まで含めて各部位の最大値を以下の通り掲載。
※当然、基礎値は除外しています


 武器 こうげき錬金
  27
 装備 セット効果
  5
 顔  ダークグラス
  6
 首  忠誠のチョーカー
  20
 胸  セトのアンク
  12
 腰  戦神のベルト
  14
 札  不思議のカード
  8
 他  パワーチャーム
  9
 証  魔人の勲章
  3


なんと合計で104にもなるんです。
まさに「塵も積もれば山となる」ということ。


これを「断罪のジャマダハル」装備で宝珠によるちからアップをレベル6にしたとき、レベル108まものつかいのこうげきりょくは
 577
になるはずです(計算間違ってたらゴメンナサイ!)
いわゆる「理論値」ってヤツですね。


戦神のベルトにツメ雷13とこうげき+14がついているものを持っている人が限られるので(優先は雷13)これを除外すると
 563


ツメの攻撃錬金が全て大成功(+3)は非常に高額なので、普通の人にとっては錬金石であげることが最大限の努力(+2埋め)と考慮すれば
 560


さらにダークグラスのこうげき合成を実戦において最優先で装備することは少ないのでこれを除外した554
このあたりが一般的な人の中ではハイスペックと言えそうです。


何年もプレイしている人はアクセサリーの合成はほとんど終わってると考えれば550は欲しいということ、ですかね。


とはいうものの、防衛軍で高速周回するなら個人的にはツメ時、雷12%以上のベルトがあって540以上あれば特に問題だとはおもいません。なにせ高速周回が広まったときの足切りラインは530のドラゴンクロー改でしたから。


なぜアタッカーは攻撃力を上げたいのか。見栄以外の理由を改めてツメまものつかいを例に考察してみたのでした。