どうも、隻眼九段ですw
やったことない。
ルールがよくわらかない。
意地悪するゲームは嫌い。
そんな貴方に簡単解説!
そもそも大富豪とは小中学生でもできる簡単なルールのトランプゲームです。
つまり基本のルールは難しくないんですよね。ローカルルールの多さが難しいという誤解をまねいているのだとおもいます。
基本的には「七並べ」や「ババ抜き」といった他のトランプゲーム同様、いかに早くも手札をなくすかを競うもの。
意地悪をした回数で争うものではありません(笑)
ては、まずは基本ルールのおさらいから。
カードの強さは通常時が
【強い】 【弱い】
JO 2 A K Q J 10 9 8 7 6 5 4 3
となっています。これが後述する「革命」や「11バック」が使われたときに、強さが逆転し
【強い】 【弱い】
JO 3 4 5 6 7 8 9 10 J Q K A 2
となるわけです。
これも後述する「スペ3返し」ルールをのぞき、常にJOが最強かつ、オールマイティーとして扱われます。
これを踏まえたうえで、場にカードを出していくわけですが、出して良いのは
1枚ずつ
同じ数字のツーペア~ファイブカード
同じスート(柄)の連続した3枚以上「階段ルール」
これが基本となります。
ツーペアからファイブカードまでは同じ数字かオールマイティーのJOを同じ数字と見立てて出すことが可能。
階段ルール採用の場合も同様にJOをオールマイティーとして使うことが可能。
例 ハートの 5689 にJOをハートの7と見立て
56JO89 として出せる
決められた開始プレイヤーから時計周りに先に場に出された数字より大きく、同じ枚数で出していく形になります。
77 と出されたら 88 以上しか出せません。
444 と出されたら 555 以上しか出せません。
456 と出されたら 567 以上しか出せません。
このようにして順番に場にカードを出していき、最後に出したプレイヤー以外、誰も出せない「パス」が続き一周まわると、場のカードを流して最後にカードを出したプレイヤーから再開する形になります。
【ランク】
最初のゲームのみ、全員が平民としてスタートします。1ゲームにかかる時間が短く、カードのやりとりもあるため、あらかじめ定めておいたゲーム数や時間を連続してゲームを行うのが基本です。ドラクエ10では段位戦は4ゲーム固定、なかま対戦では1~4ゲームを選択することが可能になっています。
最初のゲームで1抜けした人が大富豪となり、二抜けした人が富豪、ブービーが貧民、最下位が大貧民となります。
ドラクエ10ではシステムの関係で固定4人のプレイとなりますが、一般的には5人以上でプレイする場合、のこりのプレイヤーは平民となります。
順位が確定したら、次ゲームよりカードの取引が行われます。
大富豪は好きなカードを2枚大貧民へ
富豪は好きなカード1枚を貧民へ
貧民は一番強いカードを1枚富豪へ
(複数ある場合スートは選べる)
大貧民一番強いカードを2枚大富豪へ
交換してからゲームを開始します。
2ゲーム目からは大貧民からスタートとなります。そしてまた、同様に順位を競うのです。
ただ、この基本ルールだけだと圧倒的に大富豪が有利になってしまうため
革命
というルールがあります。前述したとおり、カードの強さを逆転させてしまうもの。
かなり強力なものですので発生条件は厳しく
フォーカード以上
4枚以上の階段
※いずれもJOを含んで構いません
となっています。カード交換というルール上、発生させやすいのは大富豪か富豪なのですが(ドラクエ10ルールだと必ずどちらかにJOがいくため)通常時に強いカードが手元に集まりやすいため、なかなか革命をおこしづらいということに。
逆に貧民、大貧民は通常時に弱いカードが集まりやすいので、逆転を狙うには革命が必要、ということになるわけです。
革命が発生したら、そのゲームが終了するまで革命状態は続きますが、革命中に再度革命を起こせるカードを出すと「革命返し」となり、またも強さが逆転します。
おおむね基本ルールはこのようなものです。
今回追加したローカルルールも説明しておきましょう。
【都落ち】
5人以上の場合採用されないことも多いルールです。これは当回で大富豪であるプレイヤーが1抜けできなかった場合、その瞬間、手札に関係なく無条件で大貧民に降格するもの。
これがないと少ないゲーム数では最初に大貧民になってしまうと這い上がることが困難だから、ですね。
【(スート)しばり】
同じスート(柄)が連続して出されたときに成立し、そのスートでしかカードが出せなくなります。
例 ダイヤの 4 のあとに ダイヤの 7 が
出されたらダイヤの 8以上しか出せない
各プレイヤーの手札か少なくなればなるほど効力を発揮する制限ルールです。
【8斬り】
1枚だろうがツーペアだろうがスリーカードであろうが階段だあろうが、8が場に出された時点で強制的に場が流されるもの。
これがないと大富豪と富豪の強いカードだけで毎回場が進むため、下位のプレイヤーにも場を流して再開できる権利をわずかに与えるルールとなります。
これを避けるためには通常時なら9以上、革命時なら7以下を出すしかありません。
【11バック】
一時的な革命状態を作り出すもの。Jが含まれていれば1枚であろうがツーペア以上や階段でも成立し、出したと同時にその場が流れるまで強さが逆転します。
例 JJ と出したら 1010 以下のツーペア
しか出せなくなる
革命中でも有効で、その場合は通常時と同じになります。
【スペ3(返し)】
JOがとにかく強いのですが、単体(1枚)で出されたときのみ、スペードの3がJOに勝てるルールです。
複数にJOが含まれる場合は無効。
スペードの3が場に出てこない間、JOを完全な最強カードにしないためのルールです。オールマイティーとして使えば無効ですが、2を1枚で出されたとき2にたいしてどのようにJOを使うか使わないのかと、強者を悩ませるためのルール。
【反則あがり】
最強のカードを最後に出して上がっては行けない(反則)というルール。
ここでいう最強とは
・通常時
JOもしくはJOか含まれる
2もしくは2が含まれる
8もしくは8が含まれる
スペードの3が含まれる
・革命時
JOもしくはJOが含まれる
3もしくは3が含まれる
8もしくは8が含まれる
となっており、場を流せるカードと言い換えてもいいでしょう。
これらの基本ルールとローカルルールを踏まえたうえで、場に出たカードを記憶したり、相手の手札を読んだりして、いかに自分の手札を早く減らすかという争いになるのが大富豪、です。
単純だけどルールや状況により戦略が変化していくのを楽しむのが醍醐味ですね。
チャットを使った駆け引き何てのも面白いですが、チャットに夢中になりすぎてタイムオーバーで勝手にカードが切られないようにご注意を!
私は二度とほどやりましたが、チャット最優先なので後悔はしてませんけどw
次はちょっとした考え方、コツ等を紹介してみようとおもいます。
エネミーにソルトをクロネコヤマト!