今のノートパソコンを使って5年目になります
あ、今日の記事はドラクエは全く関係ありませんし、パソコンに興味のない方は読まないほうがいいですw
話は戻って、このパソコンを購入するときに一番迷ったのが
DドライブをSSDにするかどうか、でした
HDDにしたほうがコストは軽くなるんですけど、やはりWindowsの立ち上がりやらofficeの使用を考えたらメモリとHDDで妥協したくないなーと
でまあ当然のようにSSDにしました
さて、ここで
「Dドライブ」
ですよ
なんで「D」なんでしょうか
あとにドライブとつくからにはドライブの頭文字ではありませんよね
これ、少し前まではCドライブでした
なぜ内臓ストレージを表すのに「C」や「D」なのかなっておもいませんか?普通はおもいませんねw
特に気にしたところで何も影響はありませんしw
でも何故このような表記になったかを知るとパソコンの進化の歴史が少しわかって面白いかもしれません
ちょっと語ってみましょう
【Windows以前】
まだパソコンというよりマイコンという呼び方もされていたころ。いわゆるMS-DOS時代です
当時は内臓ディスクの容量も今では考えられないほど少なく、データを記憶するために外部メディアが必要でした
そこで活用されたのが、かの有名なドクター中松が発明したとされる
【フロッピーディスク(FD)】
です。ちなみに更にそれ以前はカセットテープが使われてましたね(磁気で記憶する関係)
で
一般にもパソコンが広まりはじめるわけですが、いきなり素人がDOSコマンドでパソコンを動かすことなどできるわけもなくお値段のする専用ソフトを購入したりして使うしかなかった
それを解決するためのOS(オペレーティングシステム)としてWindowsが登場します
とはいえ、この時点ではまだ3.1というやつでしたが
そして時代が進むにつれ、内臓ディスクの容量も大きくなり(とは言っても2GB程度)
満を持してWindows95が登場します
【Windows一強】
Windows95の発売はお祭り騒ぎでした
それまではパソコンを使いこなすためにはコンピューター言語を使いこなさなくてはならず、それを直感的なアイコン操作で誰でもこなせるようになるというのは画期的だったんです
ただWindowsは内臓ストレージにインストールする必要があるため、当時のHHDの容量ではRAMも含めて容量足りない問題が
そこで
CドライブをOS専用
Dドライブをデータ用
と物理的、もしくは仮想的にわけるようになったんですね
さてカンのいいかたは気づいたとおもいます
「AドライブとBドライブもあったのでは?」と
そうなんです、あったんですよ!
話なWindows以前に戻りますが、OSなんていうものがなかった時代、ゲームなどのソフトを起動するためにフロッピーディスクを使ってプログラムを立ち上げる必要がありました
そしてフロッピーディスクを読み込む、差し込むためのドライブがAドライブとBドライブとしてあてがわれていて、かつ専用のドライブがパソコン本体に組み込まれていたんですね
ちなみにEPSONだったかな?Cドライブまでフロッピーに割り当ててドライブが3つ並んでついているというイカれた素敵なパソコンもありました
整理すると
Aドライブ FDD
Bドライブ FDD
Cドライブ HDD
Dドライブ SSD
Eドライブ以降は外部接続(USBメモリやDVDドライブなど)を順次割り当て
※全てのアルファベット3文字の略を正式名称で言えたら変態認定します。私は変態ですがなにか?w
となり、現在では使用されなくなったA~Cドライブの表記は消えたものの、使い方として慣習が残っているということです
外付けHDDが広まりFDDの淘汰が始まったのは2000年代に入ってからですから、おおよそ20年ぐらいはフロッピーディスクにお世話になったんだなぁとおもうと感慨もひとしおです
以上、自作好きの思い出豆知識でした
オチはありませんw