隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

急性心不全と戦う その8

輸血、そして暴走


事実上の強制退院が決まったあと、急遽として輸血することになりました。


貧血によるヘモグロビンの減少が戻ってないというのが、今の私の2大疾病の一つなわけですけども、その緊急対応みたいなものです。


通常の人は、13~~14という数字が一般的らしいのですが、今の私は8あたり。単純に言って普通の人の半分しか赤血球がない状態という。緊急入院時は7あるかどうか、だったらしいです。


恐ろしいのはそんなに悪い数値なのに、本人に自覚症状がほとんどないことです。これは腎臓の数値もそうなんですが。


ちなみに腎臓も一般的な機能数値が90~100らしいのですが、今の私は17しかありません。一般的な指標では、15以下は透析確定コースです。これも入院時点では14まで落ちていたそう。いまは20まで復活させることを目標の超厳戒食事療法を実施中・・。つれえ。



うわあああ、めっちゃ脱線してる。


ということで(どういうことだ)


人生初の輸血を経験しました。貴重なAB+を250ml。献血されているかたに改めて敬意と感謝を捧げます。



概ね2時間で落とし切る輸血だったんですけど


私の現状の数値が悪すぎるのもあるのか、はたまた他の要因によるものかはわかりませんが、初めてから30分ぐらい経過したあたりから


全身、指先までHOT!


「震えるぞハート!」


「燃え尽きるほどヒート!」


という状態になりまして。それはもう全身の毛細血管まで暴走してるんじゃないかっていうぐらい。


20本の指先全てから、なんかオーラ出てるんじゃないのっていうぐらい活性化してる全身。


そうこうしているうちに、暴走しながら疲労感が襲ってくるような感覚に。


ハイ、ベッド上から動けなくなりました・・・orz



まあ、結果としては輸血の目的通りの効果になったのだとおもいますが、短時間でのアップダウンの激しさにえらく消耗しました。弱った身体に栄養ドリンクを何本も飲んじゃいけないってのを疑似体験したような。


一晩たったいまでは、あきらかに昨日よりは体調がよくなっているので、ヘモグロビンの数値も9ぐらいにはなっているのではないでしょうか。


~今朝の看護師とのやりとり~


看「あれ、今日退院になったんですね」
 「よくこの数値で退院になりましたね」
 →わりと不安になる発言
私「例の件で、帰せる人は無理にでも帰してるからでは?」
看「ぶっちゃけそうですよねえ、ごめんなさいね」
 「私達も今後どうなるか全くわからなくてー」


やっぱココの院内感染は本気でやばい。日本一といってもいい大学病院なのに。医療崩壊待ったなしか?