隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

急性心不全と戦う その2

○3月18日
○3月19日


ひたすら検査と症状緩和を待つだけの日。


血圧を下げる、肺の水を排出する利尿剤、を中心に点滴。


動いていい範囲はベッドからトイレまでの半径2mのみ!


動脈から採血するということで、右足の付け根から太い針で抜かれる・・。


なんか静脈より動脈から採血したほうが、より詳しい内容が調べられるそうです。くっそ痛かったですよ。針を抜いた後もしばらく痛いし・・・。


排尿した記録を自分でつけなくてはいけないので結構シンドイ。


点滴をコントロールしてる機械はトイレにいくたびにコンセント4本を抜いて、バッテリーモードにしないとベッドから移動できないんですよねえ。


で、トイレに用意されている紙コップに、都度用を足しておおよその量を計り、排尿した時間と量を用紙に記録、と。


ちなみに、これをやっている最中、慎重に動きすぎてしまい、ほぼギックリ腰をやってしまったという、踏んだり蹴ったり状態・・・。中腰で記録をつけるのはみなさんやめましょうね^^;



○3月20日


前日深夜、突然酸素吸入器が追加される。どうやらサチュレーション(酸素飽和度)がよろしくないらしい。


サチュレーションとは簡単に言うと血中の酸素状態のはずだが(ドクターXでやたら使われてた気もする)95以下に落ち気味のようだ。深く息ができないことが原因か?


現在、身体に簡易心電図用機器みたいなものをつけられているのだが、これがサチュレーションを計る機能をももっており、かつ無線でナースステーションとつながっているらしい。もともとIT関連の仕事もしていたので、理屈はわかるのだが、医療機器の進歩っていうのもたいしたものだと、改めて思う。多分少し前までは、こういうのも全てベッドサイドモニターだったのではないか。


朝食後に採血。


色々な角度からの検査が必要なので、大量にとりまーす。と明るく看護師さんは言う。


・・どうみても10本以上の採血用試験管が見えるんですが。紙コップ2個に入りきってないじゃん・・。


あと、その250ml缶みたいな太さの注射器はナンデスカ?なんの冗談デスカ?


つーことで、50cc以上の血を抜かれました。数が多い場合、試験管を付け替えるんじゃなくて、ぶっとい注射器に必要合計量を抜いて、本人の目の前でそこから移し替えていくという方式なんですね。そのシーンをみてるほうが血を抜かれてるシーンより気持ち悪くなる気がしましたよ。


とはいえ、たった50ccなわけです。献血って100とか400とか抜くんでしょ?


人間の身体ってすごいよねー、と看護師と話ながら気を紛らわせて終わらせましたとさ。



さて今日から3連休なので、検査結果とかは週明けになりそう。つまりそれまで原因がわからんまま。


簡易血液検査の結果として


 血小板が少ない
 貧血の血液


しか言われてない不安。今まで言われたことないし・・。



3年前に入院したときの数値と比べて、血液も腎臓も悪くなっている、しか言われてない。何がどう悪いのおおおお!


気長に結果を待つしかないようです。


昨日から原則面会禁止になったため、休日にもかかわらず病棟がものすごく静か。


それなりに暇みたいなので、担当看護師さんが、同フロアの自販機まで気分転換に車椅子でつれていってくれますた。


慶應の看護師さんは若くて美人が多くてイイネ!
(べた褒めしておく)


ただ、よく言うと
 すごくしっかりしてそう
悪くいうと
 気が強そう


な人が多いかも?


あ、こんなことブログに書いたってバレたら親切にしてもらえなくなるな(汗)