隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

我流トリニティ 盗賊編

若干一名から強く要望されている盗賊編がやって参りました。


ここからは上級者向けの職となります。


少し表現が悪いですが、短剣を赤武器(ドレア用)にしたい、という理由だけでトリニティのゲーム性を理解せずに参加すると非常に辛い、嫌な思いをしかねません。


賛否のわかれるところではありますが、あくまでトリニティをやりこんだ人に与えられる報酬が赤武器なわけです。


そのためにもせめて公式の説明漫画に目を通すとか、そういう努力(?)はしてしかるべき、というのはそれはそれでわかります。


逆になんでも安易に手にはいるなんて、それはゲームとして面白いのか、という疑問もあります。努力した結果として入手できる喜びもゲームですね。ただ、それでも僧侶だけは許さん、もう2度とやらん(怒)


はい、脱線しました。



盗賊


戦士・武闘家・魔法使いを使いこなせるようになってからやるべき職、と言っても過言ではないでしょう。


むしろ盗賊だけ上手く使えるという人を見たことも聞いたこともありません。


あ、自称の人はあるけどw


それぐらいプレイ難易度の高い職です。


特徴としては
 速度が速い
 透明化できる
 魔法攻撃を無効にできる
 敵の所持しているジュエルを奪える


火力としては対魔法使い・僧侶になら勝てる、といったところですが、上手い魔法使い相手だとあっさり一蹴されることも。慣れた盗賊なら同じレベルのレンジャーもタイマンで勝てますね。


戦闘能力が抑えられているため、その特殊能力を生かした戦い方をする必要があります。



【スタート前】
スタート前は中央に立つのが定石です。


これには意味があり

 「私は自陣泥棒はしません」

というアピールになっています。


ここで捕捉。


自陣泥棒とは、本陣を中心とした自陣地周辺に出現するジュエルを積極的にとっていく人のことを差します。


これを盗賊でやると確実に


地雷行為


として味方に認識されてしまいます。


そのように認識されると
 良くて フォローしてくれない
 普通で やめるよう指摘される
 悪ければ 怒号・暴言
 そして、BLへ…
となってしまいます。


特に魔法使いがいるときにこれをやってしまったら、もう負けは確定したようなもの。一部のかなり上手い魔法使いなら、このような行為を開始10秒で確認した時点で動きを切り替えますが、そんなことは滅多にありません。


とにかく、盗賊には自陣泥棒を含めて


やってはいけない行為


というものが多いです。おそらく現6職の中で一番多いでしょう。その縛りを理解したうえで、先に進みます。


【開幕】
その特徴を活かし、中央の陣を目指して真っ直ぐ本陣を走り抜けるのが定番。本陣を占拠するのではなく、最短コースを走るためです。


この時、基本的にジュエルは一切とりません。とったら地雷扱い確定です。


本陣を通り抜ける頃には左上のマップで「はぐれジュエル」が出ているかどうかが確認できます。


出現していることが確認できたときのみ、速度アップのジュエルだけ1~2個回収してもOK。これで速度を上げて、他陣営より早くはぐれジュエルを倒してしまいましょう。


はぐれジュエルを倒せば全員に経験値が+30されるわけですから、ジュエルをとっても結果として味方に得となるということです。


はぐれジュエルの出現率は体感で33%です。出現しなかった場合は、中央陣を占拠するか、占拠すると見せかけて多数が雪崩れ込んできたら左右陣の応援に切り替えます。


盗賊同士の差し合いになった場合、勝てるならそのまま続行、不利ならすぐに退きましょう。ここの争いは勝てたら大きいですが、殺されてしまうとやや痛いので、その場合私は敵陣側のジュエル奪取に切り替えています。


ここで注意。


中央の差し合いから退いても、自陣側へ退いてジュエルをとってはいけません。首尾よく3つの陣が占拠できてでもいない限り、レベル1の味方がまだいるはずです。


ここはあくまでも「使える職の味方」が成長する可能性を残しておきましょう。


自陣に下がる、と見せかけて姿を消し敵陣側に向かうとかが有効ですね。



【序盤】
開幕から45秒程度をのりきったらレベル2にはしてしまいましょう。最初に狙うのは600に出現する敵陣側の金ジュエルです。


タイミングを見計らい姿を消して出現と同時に奪うのがスマート。ただしここでも注意したいのは、同じ場所のジュエルを狙っていてとれそうな味方がいたら譲ること。


その場合は素直に別のジュエル回収に切り替えましょう。


そして次のジュエルラッシュである0510ぐらいまでは敵陣側を中心にこそこそ拾い(笑)納品で経験を稼ぎます。


もし、HPが赤い敵がいたら、これは手を出してOKです。ただできればジュエルを持っている、もしくは持たせてから倒すのがいいですね。


持っているジュエルが金なら12ポイントが約束されたようなものですから。



【中盤】
盗賊はレベル2から3までの経験値が魔法使い並みに必要です。ついつい自陣側に行きたくなるかもしれませんが、ぶっちゃけ盗賊が自陣側に行くのは明確な目的があるときのみ、です。


この明確な目的に「自陣の援軍玉を回収する」というのは入りません。


盗賊が援軍玉を回収するなら敵陣側のだけでいいです。


まあつまり、盗賊は一度出撃したら死ぬまで本陣には帰らない特攻隊に近いと考えていいでしょう。表現は悪いですが、他職をやればわかる通り味方からすると盗賊が本陣側に戻ってくるメリットは皆無です。


本陣しかジュエルの納品先がないとかでもない限り、常に敵陣側で動きましょう。これが上級者向けという一番の理由です。ま、そんな場合でも私は他の陣を奪うようにして、自陣には帰らないように動いてます。


とにかく敵陣側のジュエルを奪えるだけ奪い、敵の成長を鈍化させつつ、自分のレベルをあげましょう。


敵陣側に出現したジュエルは、近くに味方がいなければ所持限界を超えてもガンガン回収しちゃいましょう。もし途中で倒されても、敵が回収できるジュエルを減らしていることが味方への貢献となりますから。これが盗賊はレベル2フィニッシュでといい、と言われる理由です。


逆にあまりに早く(残り4分とか)レベル3になっている盗賊は高確率で自陣泥棒です。相当上手い人でもない限り。


なお、ジュエルラッシュ以外の時間は陣地占拠も積極的に狙っていいです。ただし敵の本陣はなるべく理由がない限り中盤では狙わないこと。


うっとおしい奴がいる、と味方全体がヘイトをかって狙われてしまう危険性があります。


敵に魔法使いがいる場合、可能な限り攻撃しても構いません。中盤で魔法使いの成長を遅らせるのも盗賊にしかできないプレイです。できれば倒しきりたいですが、レベル3になるのを優先してからでも問題なし。



【終盤】
主な仕事は

 敵の援軍玉を奪って使う
 敵の魔法使いを牽制、足止めする
 引き続き敵陣側のジュエルを奪う

これらがメインです。残り3分と1分の援軍玉は戦況にあわせて「ばくだんいわ」を狙うのか「ゴーレム」を狙うのか考えてとりましょう。


またゴーレムは中央陣がとれていればできる限り中央へ。本陣は状況次第で置かないこともないですが、あまりおすすめの場所ではありません。


終盤ともなると魔法使いはレベル3か4になっており、味方の脅威となるのでなるべく対策してあげること。HPを赤くするだけでも効果は抜群です。


陣取りでの逆転はほとんどが残り1分に出現するばくだんいわ2つが有効に使われたとき。


残り時間を考慮しつつ、どこにおくかを画面情報と照らしあわせて最適な陣を狙っていきましょう。


【残り1分】
ポイントで勝っていて、陣地守れば勝ちというとき、意外にも盗賊が役に立つことがあります。


それは味方が守りきれていない陣地へ最速で駆けつけられることと、透明化で存在を気づかせずに敵と同じ陣内で占有化を阻止できることです。


下手に戦うより、陣内で微妙に隠れて動き回ることで長く自陣としてもたせることが可能。


HPに関係なく可能なのでチャレンジして損はないでしょう。




と、まあ非常に制約が多くテクニカルで味方の役にたっているかわかりづらい職です。


一番避けたいのは、3位になったときのリザルト個人順位で一人だけ1600ポイント以上稼いでランクインすること。


これはほとんどの場合、自陣泥棒だったことの証に見えてしまいます。というか、そうでもないとこんな結果にならないんです。


あくまで味方を活かしつつ、トリッキーな動きで敵を翻弄することで勝利を目指す職だと考えておきましょう。


戦局を変える力がある、とは言いづらいですが、戦況を有利にする力はある、という感じです。


自陣泥棒だと不利にしますけどね。




あとはレンジャーと僧侶ですが、あんまり書きたくないなあ。


書きますけどね(^-^;