隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

我流トリニティ 魔法使い編

さて、ここからはある程度トリニティに慣れてきてからやったほうがいい職の紹介です。



魔法使い


特徴としては、唯一「レベル4」にまで成長ができることと、ひどく脆い・遅いこと。


レベル4のマヒャデドスは、レベル3の戦士以外は特殊な場合をのぞき、ほぼ1確で倒せます。相手の職によってはベギラゴンでも一撃で倒せます。嗚呼、凶悪。


その分、成長には非常に時間がかかるというハンデもあります。特にレベル2~3には異常なほど経験値が必要なので、この時間帯をどのように過ごすかで後半戦が大きくかわります。



【開幕~序盤】
とにかく、一刻も早くレベル3に到達したいわけです。レベル3になれば火力も速度も戦力として計算できるため。レベル2の魔法使いはレベルアップ時のテンションをどう使うか、ぐらいだけ気にしておけば十分。いっそ消化できなくてもいいぐらい。


そのための第一ステップとなるこの時間帯にやることは、とにかく死なずにジュエルを集めて納品することです。


開幕の動き方は二通りが考えられます。
 1 本陣を占拠しつつ周辺のジュエル集め
 2 左右の陣取りを考慮しつつジュエル集め


残りの4人が戦士・武闘家で左右をとりに行った場合、本陣を占拠する人がいないので「1」の動きをします。それ以外の構成の場合、僧侶がいれば左右どちらかへ行きます。盗賊がいても同様です。


ただ、盗賊は基本的に中央を目指すのが定石なので(はぐれジュエル出現時は鉄板行動)本陣占拠は自分の役目だと考えて「1」でもいいとおもいます。この場合、本陣と中央陣の間のジュエルを回収してから本陣占拠にいってもいいですし、中央陣を自分がヘルプすることで取れそうならそちらのサポートにいくのも手です。敵に盗賊がいる場合は、そちらも中央陣のはぐれを狙っているので、この盗賊にからまれないように注意しましょう。盗賊は魔法使いキラーともいえる能力を与えられているので天敵です。


いずれにしてもまずはレベル2にすること。レベル2になったらテンション状態をどのように使うか考えつつ、自陣まわりを中心にジュエル回収・納品を。戦況や自身の腕に自信があるなら前にでてもいいですし、自陣盗賊プレイのひどい味方がいたらやむを得ず前にでる場合もありますが、とにかく死なないように。


確実に倒せる場合でもないかぎり、ラリホーマを使ったあとは必ず攻撃しないといけないという考えは捨てるべき。とにもかくにもレベル3を目指しましょう。


慣れてくればレベル2でも味方のフォローをしたり撃破玉をとれることも可能ですが、あくまで慣れてきたら、です。どのぐらいが慣れているレベルかといえば、個人で1800ポイントを稼げるぐらいにはなりたいですね。



【中盤】
早ければ残り4分ぐらいにはレベル3になっているでしょう。なっていなければ引き続きレベル3を目指します。


レベル3になると、火力・速度ともに戦力化します。こうなったら左右および中央陣まで前線を上げましょう。魔法使いがいることを敵にアピールし、牽制しつつ、ジュエル回収や撃破玉をとりつつレベル4を目指します。


気をつけたいのはレベル3での単独行動、です。複数の敵に狙われると、いくらレベルがあがっていても簡単に殺されてしまいます。特に姿を消している盗賊、遠距離攻撃のレンジャーはやっかいですので、常に周囲の状況を把握しておきましょう。


戦士や武闘家とコンビ、複数で行動するのもいいでしょう。お互いに援護しつつ敵のラインを下げて、優位にジュエルを回収できるようにしたいところです。


なお、ラリホーマはほぼ即発動ですので使い方は慎重に。敵も馬鹿ではないので発動前に範囲外に下がってからツッコんでくることがあります。ちなみに攻撃魔法は即キャンセルすれば発動を止めることができますので、マヒャデドスで威嚇するときに使えると考えていいですね。


全職共通で、レベルアップするとすべてのとくぎのチャージタイムがリセットされることを覚えておきましょう。特に魔法使いでは使えるテクニックですので、自分の経験値情報も見落とさないように。



【終盤】
残り1分半までにはレベル4にしておきたいです。


レベル4の時点で中央陣をとれていれば、ベギラゴン・マヒャデドスで近づくことをあきらめさせることができますし、周辺で味方が戦っていればそれをサポートすることもできます。


逆に負けているときは積極的に敵陣に乗り込みましょう。岩陰からの長距離ベギラゴン、敵を複数ひきつけてのマヒャデドスによる一掃と、攻守ともにかなり強い!


ここでもラリホーマの使い方は注意。空振りさせられると一気にピンチになりますからね。


最低でも本陣及び左右の3箇所を押さえておけば勝利は近いはず。



【残り1分】
自陣を守るのか、敵陣を奪いにいくのか、最終判断をするところです。


自陣を守る場合、隣接している陣地であれば一人で目を光らすことが可能です。守るというのは必ずしも陣地内にいることではありません。中間地点で目を光らせておき攻め込まれている陣地があれば、そちらの救援に向かうということが可能。これは長距離射程のベギラゴンが有効です。


1つの陣地を守ればいい場合は敵のきそうな方向の岩陰に潜んでおくのもいいでしょう。近づいてきたところに岩陰からいきなりマヒャデドス、はかなり有効な戦法。何度やられたか・・w


戦士の閃光と魔法使いのマヒャデドスは障害物を越えて届くことを覚えておきましょう。不用意に近づいてくる敵や、陣地を守っている敵には死角からの強烈な一撃で出鼻をくじけますし。



さて、少しまとめましょう。魔法使いをやるのに必要なのは

 1.ジュエル出現時間、場所の把握
 2.敵への威嚇、足止め
 3.味方との連携
 4.粘着盗賊を追い払える腕
 5.陣取り攻守の方法


このあたりが基本になります。敵が見えたらとりあえず魔法をうつ、ではベテランプレイヤーのカモでしかありませんからね。


最初は我慢してレベル上げ、後半は能力を生かして味方への貢献、という職です。前半はとにかく我慢我慢。レベル2の魔法使いはほぼ戦力外だと考えて動きましょう。


なお自陣盗賊がいた場合、かなりうまくないと成長が著しく遅れます。最悪レベル3フィニッシュも当たり前にありえる。とにかくひきこもる戦士・武闘家でも同じです。魔法使いはこれらの職より移動速度が遅いのでね。


いまどきは自陣盗賊もかなり減ってきましたが、未だに赤武器なのにやる人もいます。全く前にでないチキン武闘家は相当います。味方が敵、というかスパイに見えてきますが、わかってない頭の悪い人だとおもってあきらめ、最適なジュエル収集を頑張りましょう。



上手い魔法使いは本当に上手いし、強いです。