一部でかなり言われているこの説。
本当にそうなのでしょうか。
そもそもエアプとは?
エアプレイヤー(Air Player)の略で、いわゆるエアギター(Air Guitar)と同じ意味合いです。
え、エアギターがわからない?
エアギターとは、ギター現物を持って(使って)いないのに、あたかも本当にギターで演奏しているようなアクションをすることです。そのパフォーマンスを競う世界大会もあります。
つまりエアプとは、ここから転じて
実際にはプレイしていないのに、あたかもプレイしているかのように発言すること、と定義できます。
と、いつものように豆知識を入れつつ長い前置きをして本題です。
この定義を元に考えると
エアプではない
ということになります。開発チートを使っていない限り、ちゃんとキャラ(ドワこ)がその時々に見あった高レベルになっているし、放送で操作もしています。ユーザーイベントにもちらほら参加しています。
では何故エアプと言われるのか。
過去の以下の言動が問題なんです。
1 スクルトが有効発言
ほぼスクルトの効果、意味がない攻撃(ワンパン即死、つうこんの一撃ばかり、防御力無視とくぎ)をしてくる敵にスクルトが有効だと紹介
2 ジェルザーク物理発言
HP黄色以降に周囲範囲攻撃が増えることから、初心者大使が発言した内容を全く理解していない回答をしてしまい、周囲を困惑させる
3 トリニティで僧侶は堅い強い発言
実装されて即、魔法並みの柔らかさで、ほぼ役に立たない職であることが判明
他にもあるんですが有名なのはこのあたり。
こういうのって少し遊べばわかることなんですが、全くわかっていない(やっていない)ような発言をしてしまっているんですね。
バトルシステムに詳しかったり、当該コンテンツをやりこんでたりする人から見ると、1回もやっていないんじゃないかとおもわれてもおかしくない発言であり、これがエアプと呼ばれることに繋がるわけです。
でも、実際には一部のコンテンツをやらない人っていますよね。常闇や聖守護者だったり、コロシアムやトリニティだけはやらないっていう人。
ドラクエでは人のプレイスタイルをさして
・ドレア勢
・ハウジング勢
・ガチ勢(バトル勢)
・エンジョイ勢(ライトプレイ的な意味)
・キッズ勢
のような表現をすることがあります。こういう風に人を括ってレッテルをはるみたいなのは個人的に好きじゃないですが…
特にライトプレイ、この場合は気軽に楽しんでいるプレイヤーを指しますが、この層に多いとおもいます。
この方たちはドラクエ10で遊ぶことそのものを楽しんでいるので、細かいことは気にしないんです。興味ないことはしないんです。
なのでステータスや耐性、技や魔法の効果とか考えない人がいます。プレイすることが楽しいわけで。
で、私から見ると現ディレクターは発言内容がこの層と同じなだけなんです。
つまりバッサリ言えば
開発責任者なのにあらゆる層の立ち位置からプレイしたり、想定ができないだけであり、自らを1ユーザーとして休日などにガッツリプレイするような情熱がないだけの人。普通のサラリーマン。
言い方を悪くすると
仕事だからドラクエ10をやっていると思われる程度のライトプレイヤー。
なんです。いいか悪いかではなく。
これ自体は別に私は悪いとはおもいません。ドラクエ10のヘビープレイヤーがディレクターをやらなければいけないわけではないし、フォローできるスタッフがいればいいだけなので。ちなみにオタクレベルの人が開発にまわると、どのようなものでもほぼ失敗するのは有名な話。趣味に偏りがちになり、万人向けのことができなくなることが非常に多いのです。
ただ現実にはそんなスタッフがいない。いないから言わなくていい勘違い発言をしてしまうし、誰も訂正しないし、夜話みたいな勘違いした言い訳に繋がる、と。
夜話の言い訳のしかたもまずかったですね。エアプ呼ばわりされる理由が上記のような本質にあることを理解してないから火に油を注いでるようなもんです。プロデューサーさえここを理解していなかった。
素直に「ライトプレイヤーなので詳しくないにも関わらず軽率に発言してごめんなさい、今後は気を付けます。」だけで良かったのに。前ディレクターだって同じ意味で酷いエアプだったんだし。
さて長くなりました。
結論は
エアプではなく超ライトなだけ
のほうがわかりやすい?
というところでいかがでしょうか。広義ではエアプだと言われたらその通りかな(苦笑)