隻眼元帥記

ドラクエ10の色々を。コツコツと執筆。

トリセツ タゲ下がり

高速周回ではあまり気にすることがない「タゲ下がり」「タゲ逃げ」


凶蟲で少し気にする必要があることと、初期から共通知識とされていること、スコルパイドにジェルザークとテクニックとして必須になっていることもあり、初心者向けという意味で解説していきましょう。



そもそもタゲ下がりとはタゲ(ターゲット)になっている人が自分以外の味方を壁(移動阻害)にして逃げる(下がる)ことです。


このとき壁役となる人が二人以上いる場合、位置を更新することがあるので、これを「スイッチ」といいます。


私が良く言う
「外周タゲ下がりスイッチで」
とは


外周沿いに2枚壁でスイッチをしつつタゲ下がり戦術でいきましょう、ということです。


初期の頃の強ボス(特に天魔・プスゴン)では走馬灯(僧魔盗)という構成の基本戦術でした。


この戦術を使う理由は


 敵の行動回数を遅らせる
 (AIを減らせるわけではない)
 敵の攻撃をエンド攻撃に限定できる
 (逃げ切った場合、攻撃種類を絞り込める)


というのが理由です。タゲ下がりが成立している間、敵はタゲに追いつかない限り、追いかける行動しかしません。一部の例外をのぞき、この行動は強敵でも最短12秒あります。つまりタゲ下がりが成立していれば、12秒間は敵の攻撃を受けずに行動することが可能になるからということすね。
 

最近は初期の強ボス戦を知らない方や、常闇のダークキング・メイヴをあまりやりこんでいない方が増えているのが理由だとおもいますが、これがうまく出来てない方が多いんです。もしかしたら御本人は出来ているつもりなのかもしれませんが、いやいや・・っていう。


スコルパイドで「内側いかないでー」とか「すり抜けるー」と言われてるのであれば、そもそもタゲ下がりがちゃんとできてないからなんですよね。


ここまででどういう理由でどう動けばいいかはなんとなくご理解いただけたでしょうか。


簡単な図解をしつつ、解説してみましょう。



まずは悪い逃げ方から

f:id:mejirodober:20190419103409j:plain
もはやタゲ下がりではないという



図をみてわかるとおり、これは「タゲ下がり」ではなく、ただ横方向に逃げているだけで、壁の役割を全く活かせていない逃げ方です。ただ逃げているだけ。すり抜けが起きる原因はほとんがこれです。



続いて普通の逃げ方

f:id:mejirodober:20190419103924j:plain
直線上に真っ直ぐ下がっている



これが一番「自分はちゃんとタゲ下がり出来ている」と勘違いしてしまう例でしょう。全くダメなわけじゃないんですけど。悪い例や、やらないよりは全然いいんですが、スイッチが必須、つまり2枚壁が必要になるんですよね。なにせフィールドには限りがあるので直線だと12秒以上逃げ切るのは困難になります。



そして私がやっている逃げ方

f:id:mejirodober:20190419104214j:plain
自分で上手いというのもアレですが




これは直線的な動きを一切せず「切り返し」をしながらジグザグに下がることで直線を長く使う方法です。このメリットはもうひとつあり、本来は時計回り方向に逃げるのですが、あえて逆方向に切り返すことで、敵が内側にずれるのを外側に戻し、壁の時間を稼げるという点。壁役は基本的に動けないので、一方的に時計回りで逃げ続けると敵が少しづつ内側へズレていきますが、これを戻してあげることができるのが大きいです。壁が1枚しかない場合でも相当時間が稼げます。


特にフィールドが広い聖守護者ではかなり有効ですし、もちろんダークキングやメイヴでも超有効。



○○さんがタゲのときはなんか楽だなーとおもう人がいれば、その人は逃げ方が上手いということですね。



エンドコンテンツでは上手く逃げれるかどうかでパーティ全体に影響が大きいということをご理解いただけたでしょうか。ぜひお試しください。