寒暖の差はあれど、だいぶ暖かくなってきました。
普段、防衛軍の周回のことばかり書いているわけですが、ふとこの時期ならではの富士山一周も書いてみようと。
どんな関係があるのでもなく、ただ単に周回という単語からの連想です。
都内、もしくは埼玉神奈川千葉あたり在住の方にドライブコースとしておすすめ。
〈富士山一周ドライブ〉
晴れた暖かい日に富士山を遠目から一周しようというものです。世田谷を出発して、のんびり走って12時間ぐらいかな?
こんなコースが私の定番となっています。
〈第三京浜玉川スタート〉
有料道路はここと西湘バイパスだけを利用。低コストを意識しています。
〈玉川IC~横浜新道〉
最近は色々な道ができたこと、下りということもあり制限速度めいっぱいで快適走行ができます。場所によっては富士山ももちろん見えます。景色に見とれて横浜新道に入るのを間違えないようにネ。
〈横浜新道・戸塚~鎌倉経由由比ヶ浜〉
ここは一般道ですが、今回のコースでもっとも渋滞するところです。特に1国の原宿立体は立体化前よりマシになってるとはいえどうしてもね。単に鎌倉へ行くなら裏道を抜けて長後街道から藤沢経由でもいいのですが、あえてそれはしませんよ、と。
鎌倉街道から鶴岡八幡宮を横目に由比ヶ浜へ。朝日輝く相模湾は心のふるさとです。国道134との交差である海浜公園前を左折して渚橋へ行きたくなる気持ちを抑えて右折します。なお、すでにBGMは当然のようにサザンで(笑)
正面に富士山が見えているはず。
134号線を七里ヶ浜~稲村ヶ崎、腰越と左手に相模湾を見ながら、正面に江の島、富士山と大好きな道。用もなく走った回数としては人生最大の道でしょう。自称、ハマっこにして湘南ボーイのゆえん(笑)
江の島をすぎるとしばし防風林が続きますが、サザンビーチまでは我慢我慢。サザンビーチ通過時は最も好きな曲のひとつである「希望の轍」を聞きながらエボシラインを後にします。遠く、遠く、離れゆくエボシライン♪
茅ヶ崎をすぎ、相模川、馬入川を渡ったらそのまま西湘バイパスから1国へ。西湘では絶対に制限速度をキープ。小田原厚木と西湘は覆面パトカーの2大メッカです。大体、誰か捕まってるもの(苦笑)
そのまま小田原へ出て箱根新道へ。新道なのに道がそこそこボロボロなのは愛嬌。しばし海沿いの絶景とはお別れして山道です。
〈箱根新道~三保の松原〉
天下の険を越えつつ、眼下に芦ノ湖をちらっと見ながら静岡県へイン。1国を三島、沼津、富士、清水と抜けて三保の松原まで一気に走ります。ここで初の休憩。
海岸から見る駿河湾と富士山のコントラストは自然と頭の中に「暴れん坊将軍のテーマ」が流れ出しますね(笑)
そろそろお腹がすく時間です。一旦富士市内に戻って、富士山が綺麗に見えるお食事処で一服なんていいかも。
富士市から国道139号線を北上。さらぬ富士宮市内を抜けて北上します。だんだん近づいてくる富士山の迫力たるや!
朝霧高原で食後の一服と洒落込みつつ、雄大な景色を楽しみましょう。大自然の中の開放感!都会の喧騒を忘れさせてくれます。やっぱり富士山でけえ!
引き続き国道139号線を北上。本栖湖、精進湖、西湖、河口湖を舐めるように東進し富士吉田市内へ。富士山を眺められるのはここまでですね。時間的にも方向的にも。ちなみに少しショートカットできる裏道もありますが、運転に自信のない方はやめておきましょう。裏道のほうが富士山が近くに見えるので好きなんですが。
途中の都留市内でリニア新幹線の一部路線が見えるところがあります。乗り鉄としてもワクワクできますね~。
このあとはナイトクルージングとして都留市から大月・上野原・八王子と国道20号線を東進しながら帰路へ。夕飯は甲州街道沿いで済ますもよし、自宅まで我慢してもよし。一般道に疲れたら中央道~首都高新宿線を使えばいいしね。
〈最後に〉
このルートは富士山をほぼ360度全ての方向から眺めることができます。色々な富士山の顔が見えるのがいいんですよ。この時期ならまだ冠雪も残っているので風情があります。
これ、いつの写真だったかなあ?
富士山を見るのに有名なスポットで写真をとりながらドライブなんていかがでしょうか。
~以下蛇足~
なお、国道1号線のことを ”いちこく” と呼んでいますが、この呼び方をするのは東京と神奈川ぐらいだとおもいます(当社調べ)
他にも地元(横浜)では
八王子街道=旧(きゅう)16
国道16号線=16号(ごう)
国道246号線=246(にーよんろく)
とか呼んでます。特に旧16はややこしい。初めて聞く人は大概、国道96号線だとおもいがち(本当)
ちなみにそんな国道は日本にはありません(これも本当)
59から99までは欠番だったと記憶しています。